2015/04/26

とりとめもない日々(『通訳日記』など)



420日(月)
雨の月曜日。この前、説明会に参加した「シルバー人材センター」の個人面接あり。(本業が開店休業状態に突入したため、会員になって年相応の“臨時的・短期的で軽易な仕事”を得たいと思い立った次第……人間ヒマがありすぎるとロクなこと考えないし)
午後1時半、市庁舎脇のセンター内B1の会議室に集合(男女合わせて20人ほどの人が席に付いていたが、おそらく私が最年少)、順番に名前を呼ばれ面接室へ。
面接は、二人の理事の方が、説明会の際に記入した私の「入会申込書」を見ながら進行。センターの主旨を再確認した後、「もう、間違いなく理事会の承認は得られるので、仕事に関して具体的にお伺いします。例えばこんな仕事はどうですか?」という感じで15分ほど質疑応答。(「積極的には望みません」と答えた仕事も2、3あり…)
終了後、会費2,000円を1階のセンター窓口で支払い、会員となったわけだが、さて、どんな仕事が待っているのだろう。(経済的には気休め程度だろうが、ちょっと楽しみ)

夕方、代理店のJINさんからメール有。何度もデザイン修正を重ねた仕事に、ようやくクライアントからOKがでたとのこと。(とりあえず、電話で「よかったね!」)
夜は、月9『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ)を観る。原作・池井戸潤のドラマは相変わらず面白い。キャスティングもなかなか。(特に、沢尻エリカ)

422日(水)
ここ数年恒例の春便り。長野・飯田に住む友人Y君から、メール便で「タラの芽」が届いた。急遽、夜の献立を変更し、年に1、2回しかやらない「天ぷら」に決定……馴染みの八百屋で、ふきのとう、椎茸、しし唐、茗荷、大葉などを仕入れ(&西友でブラックタイガー)、2時間がかりで揚げた。実に美味かったが、若干胃もたれ状態。

10時からは日テレ『Dr.倫太郎』(裏番組『心がポキッとね』は録画予約)……堺雅人は何をやらせても上手い!と感心。『フラガール』以来パッとしない印象の蒼井優も何気にイメージチェンジできたようで……。

423日(木)
朝から、欧州CLのバルセロナVS PSG(パリサンジェルマン)のゴールシーンをYou Tubeで何度も観ながら「イニエスタ、凄すぎ!」と一人で興奮。(2得点をあげたネイマールも流石だが、イニエスタのドリブルは神の域)
午後は、その流れで『通訳日記 ザックジャパン1397日の記録』(元サッカー日本代表監督ザッケローニ氏の通訳を4年に渡って務めた矢野大輔さんの日記をまとめた本)を再読。矢野さんは、本田圭佑のことが大好きなようで、こんな話があちこちに……

《夜、圭佑とイタリア語講座。この日もサッカー用語。「ミランに行きたいなあ」と言っていた》(201118日)
《圭佑との話の終わり間際、「点取ったら、大ちゃんのところに走っていくわ」とのこと。本当かな?楽しみにしておきます。》(2011111日)
《試合後、圭佑が監督のところに来て、「日本のためにいろいろとしてくれてありがとうございます」と感謝の気持ちを伝える。“ひとりじゃない”そんなメッセージを日本サッカー界が発信した。僕もその一部としてこうして働けていることを誇りに思えた》(2011329日 長居でのチャリティーマッチ。ザックジャパンVS Jリーグ選抜)
《ホテル到着後、チームで散歩。ストレッチしながら、圭佑と雑談。「大ちゃん、俺がもしイタリアにいったら一緒にやろうや」「サッカーでの目標を果たしたら、違うこともしたい。やりたいことがいっぱいある」人懐っこくて、志が異常に高い。これが本当の本田圭佑。日本代表を背負っている自覚と責任感を感じ取れる。》(201269日。アウェーでのオーストラリア戦を控えて)

もちろん、ザックさんの傍で聞いた数々の言葉も……
《「スピード、技術、強さ。宇佐美は香川以上にヨーロッパで成功するポテンシャルを秘めている。日本を背負う存在になってもおかしくない」》(20101223日)
《「何にでも当てはまるが、Riferimento(基準)が大事。私はあるべき物が常にあるべき場所にないと気が済まない」「サッカーもそうだ。状況に応じて見るべきものを整理する。つまりRiferimento(判断基準)があることによってプレーがしやすくなる」「人間という生き物には、このRiferimento(拠り所)が必要なんだ。どうしてMamma Miaって言うか分かるか? 人間は拠り所が欲しいんだ。それがMammaなんだ」》(201192日)
《ランチ時、監督はマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まった香川と話した。「まだ、“おめでとう”とは言わない。幸運を祈る、とだけ言おう。マンUは世界ナンバーワンのクラブ。しかし、そこに行くことが目標じゃないだろう?3年後、名実ともにマンUを代表する選手でいたら、“おめでとう”と言う。マンUに残り続ける方が遥かに難しいのだから」》(201266日)

などなど。

「兵どもが夢の跡」……そんな言葉を脳裏に浮かべ、ザックと彼の選手たちの無念を思いつつ、日本サッカーの未来を信じ、これから幾度も読み返すであろう4年間の記録。ザックJAPANを愛したすべての人に読んでほしい一冊。

424日(金)
汗ばむほどのポカポカ陽気。夜、鶴ヶ島に住む友人のY君からメール有。以前から飲み会の席で話が出ていた「森伊蔵と獺祭(だっさい)を呑む会」のお誘い。場所は彼の自宅、5月の連休中の午後に行いたいとのこと。
もちろん、即OKの返事(日時も決まって、53日の3時から)。「酒の肴は各自持ち寄り(各自と言っても2人だが)」ということなので、行く途中に東武の地下で物色しようと思う。(「魚力」で本マグロのブツ、「天一」で舞茸の天ぷらなど?)面子的に楽しい会にはなるだろうが、人様のお家。くれぐれも呑みすぎには注意しないと。

以上、とりとめもない話で失礼。では、皆さん、楽しいゴールドンウイークを。

2015/04/21

「コトノハ映画賞2015」暫定ベスト1!



もう十日も前の話。(このところ気分的に忙しく、ブログの更新が遅れ気味)

その日は雨が降っていたが、久しぶりに銀座へ。

松屋銀座7階の展覧会&ギャラリーをチラッと覗いた後、「天龍」で餃子ライスを食べ、その足で「和光」裏のシネスイッチ銀座にIN。イギリス映画『パレードへようこそ』を観てきた。

まずは、前置き抜きに、“大当たり!”の一言。のっけから血が騒ぎ、笑いの渦に巻き込まれ、やがてジ~ンと胸が熱くなる……何とも気持ちよく愛おしくなる映画だった。(特に、若い頃、労働運動に足を突っ込んだ経験を持つ私のような人間にとっては)

舞台は、1984年、サッチャー政権下の不況にあえぐイギリス。サッチャーが発表した炭鉱閉鎖案に抗議し、何カ月にも渡ってストライキを続ける炭鉱労働者とその家族たちを助けようと、ロンドンの同性愛者たちが支援団体「LGSM」(Lesbians & Gays Support Miners)を作るところから物語が始まる。(「彼らの敵はサッチャーと警官。僕らと同じだ」……と、シンプルな発想で支援団体設立に動き出す青年マークの若さが眩しい、清々しい)

しかし、全国炭坑組合に何度電話しても、「同性愛者」であることを理由に寄付の申し出はガン無視。ところが、ひょんな勘違いで唯一受け入れてくれる炭坑が現れ、寄付金のお礼としてその炭鉱町から招待を受けた彼らは、ミニバスに乗ってウェールズの奥地へと繰り出すのだが――というお話。(知られざる実話を基に作られた映画ということにも驚かされたが、撮影も実話の舞台となった町で行われたらしく、2度びっくり)

この作品について監督マシュー・ウォーチャスはこう言っている。

「(LGSMと炭坑組合は)ともに政治的志向のある団体だけれど、心に迫ってくるのは彼らのヒューマニティだ。僕が編集作業中に理解したのは、両極にある人々が障害を乗り越えてユーモラスに関係を築いていくというのが古典的なロマンティックコメディと同じだということ。異なるのは、ふたりの個人ではなくふたつの団体あるいはコミュニティの関係を扱っていること、原動力がロマンティックな恋愛でなく慈悲の心であることだ。そのせいで多分、社会という概念がふと心に浮かんだのだと思う。社会と呼ばれるものはやはり存在すると思ったんだ」

原題は『Pride』……ゲイと炭坑夫という対極にあるような人々の連帯を柱に、ウェールズの地域色&英国庶民の反骨精神(ジョンブル魂)&ゲイと一般人の葛藤を、フィル・コリンズ、カルチャー・クラブなど懐かしのヒットナンバーに乗せ、シリアスかつユーモラスに描いた快作。まさに原題通り、偏見や摩擦を振り払って築き上げた深い友情と、決して失うことのない人間としての誇りが、30年の時を超え見事にスクリーンに投影されていた。

で、映画を観た後、「マーガレット・ファッキン・サッチャー」の呼び名にならって、私もストライキ&パレードに参加した気分でこう叫びたくなった。

シンゾー・ファッキン・アベ!


以上、「勝手にコトノハ映画賞2015」、暫定「最優秀賞」決定です。

2015/04/15

『ブリキの太鼓』の記憶



昨日の朝、パラパラと新聞をめくっていたら「ギュンター・グラス死去」の見出しで目が留まった。

「ギュンター・グラス」と言えば、代表作『ブリキの太鼓』で世界的に有名なドイツの作家、享年87歳。(記事中には、《我々は第2次大戦中の生活について、日本の「ブリキの太鼓」を書く作家を持たなかった。これが日本とドイツの戦後の歩みの違いを象徴している》という池澤夏樹の追悼コメントが載っていた)

私自身はギュンター・グラスの作品を読んだことはないが、20代後半に観た映画『ブリキの太鼓』(監督フォルカー・シュレンドルフ/製作1979年/西ドイツ、フランス)の記憶は、主人公の少年オスカルの奇声と共に今も鮮烈に残っている。

映画の舞台は、ナチス台頭期のポーランド。主人公オスカルは、3歳の誕生日を迎えたその日から、大人の世界を醜悪なものとして嫌悪し、自らの成長を止めた……その3歳のオスカルの目線で、ナチスドイツの侵攻によって第2次世界大戦の混乱の中を生きた家族の軌跡を描いた異色作。スクリーンは狂気の時代が産んだ奇異なキャラクターとグロテスクな描写に溢れ、その毒気たるや凄まじいものがあった。(私も毒気に当てられ、ヘトヘトになって映画館を出たような気がする)

そして、その不思議で不気味な映画にシャンソン歌手「シャルル・アズナブール」が出ていたことにも驚かされた(役柄は、オスカルにいつも新品の太鼓をプレゼントするユダヤ人のおもちゃ屋さん)。定かな記憶ではないが、彼のファンだった私は、画面の緊張感とは無縁に、ひとり座席で「あっ!アズナブールだ」と興奮の声をあげたような気がする。

ところで、「ブリキの太鼓」は何のメタファーだったのだろう。私は当時、ナチスドイツの高らかな軍靴の音に対する民族の抵抗の象徴ように理解したが、いま思えば、銃撃戦の中でも自分の太鼓だけに執着していたオスカルの姿は、閉ざされた憤怒で自分の自由を守り、残酷なまでに絶望的な未来を予感しながらも「自分自身が世界によって変えられないために」必死で抗う人間の姿だったのかもしれない。

醜悪な邪魔者(父親)が死んだ後、その棺にブリキの太鼓を投げ入れ、「ぼくは行動すべきだ!」と再び成長することを決意した少年は、「絶望的な未来」を含め、次世代の子供たちに何を伝えていくのだろう?
そのオスカルの姿と、名ばかりの独立・平和国家で生きる私たちの姿は、決して無縁ではないと思う。

2015/04/12

ハリさんに、喝っ!


今朝、サッカー元日本代表の三人(中田ヒデ×三浦カズ×前園)が出演したトーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ)を楽しく観ながら、改めて“カズ”のサッカーに対する真摯な姿勢と衰えない情熱に「やっぱりカズはスゴイなあ」と、ひとしきり感心していたワタクシ。

 だが、その1時間後『サンデーモーニング』(TBS)のスポーツコーナーで、口あんぐり状態……ついさっきテレビの前で称えたばかりの“Jリーグ最年長ゴール記録保持者”に対して、「カズファンには悪いけど、もうお辞めなさい。スポーツマンとしてもう魅力がない。野球で言えば2軍だから。2軍で頑張っても話題性もないし。若い世代に席譲ってやんないと。これほどの選手なんだから指導者に…」と、サッカー嫌い?のスポーツ解説者・張本さんが、まさかの苦言(というか妄言)。

日本代表監督にハリルホジッチ氏が内定した際も、その契約金(年俸27000万)について「サッカー協会、そんなにお金あるの? 莫大な金が外国に流れるのよ。どうして協会の人は外国ばかりに顔を向けるのかね……そんなにお金があるなら、被災地、恵まれない子どもたちが日本にいくらでもいるんだよ。ホント、それに寄付してもらいたいわね」と、サッカー監督の契約事情&日本サッカーの現状に疎い自分を棚に上げ、「外国人に大金を払うくらいなら寄付しろ」などと勝手に話をすり替えてメチャクチャなコメントを発していたが(ちなみにバイエルン・ミュンヘンを指揮するグアルディオラの年俸は24億。各国代表監督の年俸ではロシア代表監督・カペッロの11億が最高で356千万あたりが平均値といったところ。ハリルホジッチほどの実績がある“名将”の年俸が27000万というのは、むしろ安いくらいだと思う)、それは「日本人の手による日本のスポーツの発展」を願うゆえに漏らした妄言と理解し、私なりにハリさんの辛口トークを番組の味として楽しんできたつもり。でも、さすがに今回の「カズ」の件(&J22軍」発言)はいただけない。

以前、49歳で現役を続けている中日ドラゴンズの投手・山本昌に対して“あっぱれ”と高らかに叫び称えていたのに、何故48歳にして見事なゴールを決めた“キング・カズ”にはその偉業を称える言葉もなく「お辞めなさい」などと辛辣で場違いな言葉を浴びせるのだろう。

大体、張本氏が言うような「スポーツマンとして魅力がない選手」なら、真っ先にファンが見放すし、そんな選手と契約を交わすプロチームなど、J1だろうがJ2だろうが日本中どこを探してもないはず。48歳のカズが未だに現役のサッカー選手としてJ2のピッチに立てるのは、確かな「話題性」があり、欠かせない戦力として認められているからであり、そのための努力を怠らないからであることは、長年プロ野球の世界で生きてきた張本さんなら分からないはずはない。

それなのに、こんなコメントをしているようでは、「ハリさんファンには悪いが、もうお辞めなさい。若い解説者に席を譲ってあげないと」と誰かに揶揄されても仕方なし。

でも、元巨人軍・張本勲のファンで、今も時として「ハリさんファン」になる私としては、そこまでキツイことは言いたくない。なので、とりあえず“喝っ!”

で、“喝っ”の後で思った……ハリさんの辛口トークが心地よかったのは、横からスーッと絶妙なフォローをしてくれる大沢親分の存在があったから。今日も、親分が生きていれば「まあ、頑張ってやってんだから、オレは応援するよ。引き際は本人が一番分かってんだからさ」という感じで上手く流してくれただろうに、と。
親分とハリさん、昔のコンビが懐かしい。(ハリさんのコメントに同調した今日のゲスト「山田久志」では、明らかに役不足)

2015/04/04

おバカな会話と『エイプリルフールズ』


金曜(3日)の朝、階下から聞こえてきた愚息とツレの会話。

「仕事で八丈島に行くんだけど、パスポートとかいらないのかな?」
「はい~っ?! 要りません!日本ですから!」……
もう、恥ずかしいやら、情けないやら、可笑しいやらで、「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん」と8.6秒バズーカ―風に一人ツッコミしつつ眩暈を起こしそうになったが、思えばそれもこれもひとえに家庭教育の至らなさ。友人たちと領土問題を論じ合う前に、尖閣・竹島どころか八丈島すら日本の領土と思っていない無知な倅を何とかしなきゃ!と、今更ながら親として猛省した次第。(でも、このご時世、領土意識が低いのは、あながち悪いことでもないような…?)

さて、話の日付を戻して「41日」……近場で何か面白そうな映画でもやっていないか?と、Tジョイ大泉のウェブを覗いてみると丁度この日、大ヒットドラマ「リーガルハイ」の脚本・監督コンビによる群像劇『エイプリルフールズ』が封切とのこと。
もちろん、エイプリルフールに合わせた異例の水曜封切だが、他にまったく観たい映画がない中での唯一の選択肢。迷うことなく出かける準備を整え大泉学園に向かった。(映画の前の腹ごしらえは、最近お気に入りのラーメン店「こうすけ」の特製・塩ラーメン)

上映開始は1325分。「松坂桃李」目当てなのだろうか、館内にはいつもの中高年に混じって若い女性たち(小中学生のグループを含め)の姿が目立つ。(その松坂桃李が演じるのは“ニセ医者でスケコマシのクズ男”……果たして、うら若き女子たちの期待に添えただろうか?)

物語は、そのクズ男を目がイッちゃってる感じの“妊婦”戸田恵梨香が襲う「イタリアレストラン籠城事件」を中心に、「ロイヤル夫妻の休日」(里見浩太郎&富司純子)、「不器用な誘拐犯」(寺島進お得意の、根は優しいヤクザ役)、「占い老婆の真実」(怪しい「りりィ」の笑える「手の目」)、「僕は宇宙人」(不登校の中学生が、鬼太郎風に髪を逆立て宇宙船と全力交信)など、それぞれ小さな嘘をベースにした七つのエピソードが絡み合い、大騒動を巻き起こしながら「ドタバタラブコメディ」風に展開していく。

で、「ドタバタラブコメディ」と言うからには、笑える場面満載かと思いきや「小笑い」は多々あっても「大笑い」は皆無(中高年男子の笑いのハードルは高いのだ!)。その分、小ネタを散りばめ「涙オチ」で〆るというお決まりパターンを抜け出せないのが日本のコメディ映画の力なさ……もっと驚くくらいにドタバタで、頭が空っぽになるくらい馬鹿馬鹿しく無意味で無節操でパワフルな作品を期待していたが、意に反して笑いも涙も中途半端。
だからと言って、快作『キサラギ』や『探偵はBARにいる』を手がけた当代きっての脚本家・古沢良太の才能&筆力を疑うことはないが、その新しいチャレンジに「まあまあ、面白かった」という暇つぶし程度の感想しか湧いてこないのは映画ファンとして残念なこと。でも、古沢良太・石川淳一の売れっ子コンビに触発されて、松坂桃李をはじめ役者陣は自分のイメージを変えるくらい頑張った!ということで、★3つ半くらいはあげたい気がする。